一般社団法人 論語教育普及機構について
ご挨拶
心の教育、人間教育、道徳教育の必要性を語る声はますます高まっています。
2018 年度には小学校、2019 年度には中学校で「特別な教科」として「道徳科」が始まります。
歓迎の一方、教師の指導力や教員養成への不安も表面化してきました。
”誰が何を教えるのか... そのスキルはどこで得るのか...”
その急務に対するひとつの答えとして、およそ2500年もの長い間、世界中の人々に読み継がれてきた『論語』に注目しました。
特に日本では、『論語』に書かれた思いやりの心、ルールやマナーの意味、孝行、 正義など人としての心と行動の在り方が、「しつけ」「道徳」として教え継がれてきました。『論語』は不変の人間教科書と考えます。
活動の目的
すると、この論語を教え、普及する教育を担当する人材が必要となります。そこで、その人材養成を目的として平成30年6月、一般社団法人論語教育普及機構(理事長 加地伸行)を設立しました。
活動内容
その目的を果たすために「論語指導士」という資格を作り、その合格者が論語教育を担当していくというシステムを掲げて、実行しております。
論語指導士を育成するためには、論語指導士養成講座を開設しました。
論語指導士となった方に対しては、「オンライン論語講座」「リレー講座― 論語を読む」「研修会(対面形式)」等の開催(いずれもオンデマンド配信有り)や、会報『論語教育』の発行などを定期的に行なっています。これは、論語指導士資格取得者が論語教育普及活動を活発に展開できることを目指したものであり、きめ細かい研修を積極的にかつ継続的に行っております。また、このような活動への参加を通して、論語指導士相互間の交流の輪が、広がりつつあることは嬉しいことです。
「論語指導士」資格認定試験は、現在、東京都・大阪市・名古屋市・福岡市において、合計年6回実施していますが、さらに各地への展開を考えております。
これまでの活動(一部抜粋)
機構概要
商号 | 一般社団法人 論語教育普及機構 |
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設立 | 平成30年6月1日 |
代表理事 |
加地 伸行(かじ のぶゆき)
文学博士、大阪大学名誉教授、立命館大学白川静東洋文字文化研究所研究顧問、 日本論語教育学会代表 |
理事 |
矢羽野 芳枝
青山 康子 |